2013年フカセ強化年間スタート初日の初釣りでモンスター降臨の奇跡!

nekozato1

2013年01月09日 08:04


皆様、ご無沙汰しております。


ようやく仕事の多忙期をクリアーして、生存報告(ブログアップ)が出来るような感じになって来ました






毎年、年間目標を立てて完達を目指して頑張るようにしておりますが、今回2013年度はフカセ釣り強化年間である事は去年の10月からブログで告知済みでしたね~。


尻尾や角が長くないシリーズの60オーバーか尻尾や角が長いシリーズの65オーバーを釣る事


本業は大物釣りなんで、期間を決めて1年間限定での活動になります。

























フカセに本格的に打ち込んだ1年目は、太仕掛けで浮いて来た魚を狙う感じで頑張りました。


魚が浮かない日は全然釣りきれなくて腕の無さを痛感、活性が低い時でもそのスタイルしか分からなくて、馬鹿の一つ覚えかのごとく1日中4号竿を振っていました。その頃からうすうす気が付いていたんです、見えてる魚よりも見えない深い棚で餌を拾っている奴にモンスターが多い事に・・・


でも、知識も腕も何もかも足りなくて、深い棚にいる魚にコンタクトする事が出来ず・・・タックルも大幅見直しが必要で用意するまでに時間が掛かる。って事でお金の掛かるフカセ釣りをスパッと止めて、2012年は本業の大物釣りに打ち込みました。









2012年9月20日 アーラミーバイ強化年間完達で終了


その時点で、フカセタックルも自分が理想とする状態に80パーセントほどな感じになってきた・・・


ひたすら深棚での魚からのコンタクトをとる練習を重ね・・・


見えない棚の60オーバーをを想定して、針や糸を選択、操作性やタックルのトータルバランスや限界点を下手なりに独学でお勉強して・・・


棚が深い=キャッチ率の低さ、を少しでも補う為に、少しでも早くアタリに気が付き、少しでも早く合わせ、いち早く寄せに入り、根から引き剥がし、無駄な走りをさせないで大型をキャッチしていくを念頭に2012,10~2012,12月を頑張りました。












そしてついに2013年フカセ釣り強化年間スタート!














第1回釣行は毎年大物竿を出して、海にお酒。

安全祈願、大漁祈願、











100号竿2本設置で速攻開始














がっ・・・・・・・


釣行開始30分で本流が右に走りまくり、100号竿での釣りも厳しい状況に・・・釣りはじめからこんな感じでは、2013年度の先が思いやられます


2~3時間もすれば落ち着くだろうと・・・ひたすら待つ・・・・













6時間経過でようやく潮が少し緩くなって来たのを見計らって、23:30仕掛けを投入!


体力鬼消耗


翌朝のフカセでの集中力を少しでも稼ぐ為に・・・















爆睡










2:00餌変え・・・


爆睡・・・












ノーヒット、ノーラン、ノーチリン3Nにて3:10分撤収うぐぅぅ~・・・。


4:00、フカセマル秘P到着&速攻爆睡













6:15起床・・・













疲労全開(爆

次からはフカセのみの釣行だな・・・









マル秘P3番釣り座に陣取り、撒き餌を混ぜ・・・とりあえずこれは置いておいて


東の空が明るくなり始めた朝一番はスルルー本流沈め探りスタート






竿   : グレスペシャルGチュ-ン遠征4号

リール : シマノ 8000クラス

道糸  : アドミックス磯遠投8号

浮き  : PFフカセ本流00号

道糸  : Vハード8号

針   : カゴスペシャル13号










いつもなら右か左に結構な速さで流れるのに、潮止まりか?かすかな右流れ・・・


って事はギリギリの浮力でゆっくり沈めて長く見せれる浮きが有利か?2投目からは浮きを変更しようと思ったら・・・(笑


いきなりフエフキ科のアマミなんちゃらの良型がヒット!


速攻キャッチ!


単発で終了する、いつものパターンか?今日も・・・










浮きチェンジ

PFフカセ本流00号 → メガフリー最極KIWAME

ガン玉G9も駆使していやらしく超スローにシモル設定にして

深棚を探る











どれぐらい送ったか?穂先に・・・






















コンッ!




んっ?・・・




ズバッと思いっきり合わせてみる














引かない・・・でも・・・






















なんだ???この重量感は(怖















速攻フルパワーで10回ほどポンピングするが、とんでもない重量感!


穂先から伝わる感じは、ポンピングで寄せてるんじゃなく、魚が引っ張られてる所に自分から泳いできてる感じ


めちゃくちゃいやな予感


去年2度経験したが、途中から針掛りに気が付いて爆走した挙句に止まらんぬ~に化けるパターン、最後は根に突っ込まれ(泣






チャンスは活かしたい・・・頑張ってポンピングするが・・・・途中で奴が・・・気がついたか?

















真下に






























ドカーンッ!
















もう、どうしようもない


ガチガチにセットしたはずのドラグから狂ったように吐き出される道糸


このまま走られ続けたら結末が容易に想像できる


すかさずスプールとベールをハンドドラグで押さえて竿は45度キープイメージ、竿尻は腹に、左手はバットの上を持ち必死に耐える・・・ひたすら耐える・・・


無理やり止めてるのに、リールから糸が、しかも変な音&動きで(ギィー、ガッガッ、ギッー、ガッ)笑、音がアブナシ!道糸の食い込みがヤバシ!

30メートルくらいだされ・・・・







































奇跡!


初めてファーストランを止めた


速攻反撃


折れない事を祈りつつ竿を立て


ニャンコ、フルパワー









巻いては出され、巻いては出され、全く浮かない


タックルのトータルバランスを信じてフルでプレッシャーを掛け続ける・・・がっ!その間にも根を探しているような感じで底をウロウロされて、終始絶望感


トドメで3~4分経過くらいから左腕の筋を痛めたか?激痛が走るようになり、もう駄目だっと思った瞬間・・・
























魚の引きが


ピタッ?


・・・


チャンスなのにリール巻いたらベールがガクガクして今にも飛びそう(後にベール&ネジ損傷交換、泣)・・・トドメで左腕の痛みが邪魔で思うように巻けずあせったけど・・・・



魚が海面割って、ボコンッと出た!


ハイッ?


目が点


やっぱりお前だったか~・・・。


魚を見たら途中から暴れなくなった理由も納得


意外すぎる魚をゲット!タモ入れでタモ枠が崩壊しないか心配でしたが、何とかクリアー


もう喜ぶどころか、息があがって、ぜぇ~はぁ~、ぜぇ~はぁ~、左腕に激痛が走りその場でヘタレこむ・・・







30分ほど休憩して、何とか落ち着いたけど左腕の痛みと痙攣が引かず続行するかどうか?苦悩


撒き餌混ぜただけで、一杯も打ってない


フカセで釣行に来たんで持参したクラーは24リットル、入るはずも無く、車に積んできた使う予定の無かったイグロー50リットルを取りに行って、また難所を下る。


魚を2匹入れただけでクーラー満タン(爆笑


また車に戻り売店で氷漬にした後、車に搭載していたサロンパスを左腕に張りまくる。わらにもすがる思いで後ろに記載していたサロンパスの張り方を見るがハの字貼りと介の字貼りしか載ってなく(笑オリジナルの包帯貼りで左腕にちゃ~貼り~


釣り場に戻りのんびり海を眺め。癒されモード全開


1時間30分経過頃に・・・なんだかだいぶ痛みが引いて来た











って事で、釣り続行!










竿    : マスターモデル尾長MH530

リール  : BB-X 06テクニューム P5000

道糸   : ゴーセン リミテーション磯5号

浮き   : PFフカセ本流0号

ハリス  : ブラックストリーム5号

針    : カゴスペシャル13号






狙いは大型なんで口のサイズを考えると針のサイズは簡単には落とせません。でも自分の場合もともとヘビータックルからフカセに入門したんでこの針はかなりなじみがあって好きですし、大きいという感覚はないです。


丹念に仕掛けを送ってくが餌取りが餌を落とす。


流れが緩く海も穏やか、心地よい程度の右風、餌取りが割と少なめの好条件


この釣り場に、こんなに好条件で入れたのは初めて


開始30分程で撒き餌をついばむ45センチクラスのイラブチャーが3匹だけ見える





珍しい。この釣り場で魚が見えること事態珍しい・・・。


際から出てきて撒き餌少し拾ったらUターンで際にお帰り


対象サイズでは無いので気にせず深みの方を狙ってみる


海人さんがバショーカー64センチとチヌマン60センチ取ったのも深みなんで、見えなくても可能性は十分にある。






手前に餌取りを引き付けて
















深みを丹念に探る事僅か1時間
















一日2度目の超釣行事故














少し穂先に来たんで、思いっきり合わせからの速攻ポンピングで先制攻撃をかましたまでは良かったけど・・・


明らかに重量がおかしい・・・
















怒涛のファーストダッシュで、かなり強めにセットしたドラグから狂った様に糸を引きずり出すモンスター出現で


またもやスプールとベールにハンドドラグかまして止めに入る


しかも走った方向が、2,5番下にあるスリット!


これは前回の記事でも紹介しましたが、このPで2,5番下のスリットにダッシュかます=ブダイ系の可能性が非常に高く、10メートルチョイ以内で止めきれないと高確率でバラスP







ハリス5号がこれ以上止めたら飛ぶギリギリまでプレッシャーをかけてるのに、ファーストランが止まず12~3メートルくらい糸が引きずり出され、リーフスリット付近にとどきそうで、ハラハラ、ドキドキ

そしたら・・・

































奇跡2


止めた、ファーストランを止めた(感動


すかさず反撃でポンピング、リールも対60用に用意したパワフルリール。バンナイ巻ける


出されたり、渾身のポンピングをくらわしたり・・・一進一退の攻防を続ける事しばらく・・・


少しずつ・・・でも確実に根から引き剥がしに成功


しばらくしたら魚影が・・・




















デカッ~!


本当に俺が掛けてるの?あの魚?って心配になって竿から糸を目で追ってみても、間違い無く自分が掛けてるみたい(笑


見えてからも長い、この魚、最後の最後まで諦めない。


20回以上突っ込まれて、空気を4~5回くらい吸わせても、そこからまた真下に突っ込んだり、磯際に突っ込んで来たり、タモ枠近ずいて来たらさらに大暴れで、、、









暴走を繰り返して、やっとの思いでタモ枠に収まった瞬間、思わず!ヨッシャーってガッツポーズ!!


長年の釣り人生の中で、一番感動したのは初めて釣った30キロのガーラだったけど、歴代2位にランクインする感動的なドラマの釣行に思わず、目頭が熱くなり動けなくなってしまいました。。。









































感動の中、魚をじっくりと見ましたが、やはりカゴスペシャル13号は全然大きくなく、むしろ小さく見えるくらいでした。















65cm柄杓サイズを上回るモンスターサイズ

しかもこの発達した口ばし・・・

クチジロより危険ですけど(笑











検量結果 ↓



ゲンナーイラブチャー 69,3センチ 、4,66キロ




現場検寸では甘く図っても72くらいあったのですが、尻尾がクーラの中で乾いてビックリするくらいちじんでました(笑)ここまできたら、どうでもいいですが・・・




















アーラミーバイ 87,6センチ  9,3キロ




朝一番のスルルーでの釣果!

去年2度逃げられた奴も間違い無くのこの手の魚だな~・・・

帰る間際にタマンも釣れ・・・いいや、今回は、とにかく何でもありな素敵な釣行でした。






2013年フカセ強化年間は初釣りにて完全達成しました。


今年は、目標を立てる事が今の自分の目標です。。。





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